パターナリズム研究会

パターナリズムとは?

「パターナリズム」とは、個人の自己決定や選択・行動の自由が本人自身に危害を生じさせたり、好ましくない場合に、自己決定や自由を制限する原理であり、また本人自身の利益やの長期的な自律ために自己決定や自由を制約したりする根拠として、社会保障制度や法制度、公法や私法上の様々な法規制の根拠となっているものであります。医学研究の被験者保護や医療における医師や看護師と患者の関係においても、パターナリズムは重要な主題となっていることが少なくありません。

パターナリズム研究会の沿革

パターナリズム研究会は、國學院大學法学部において澤登俊雄國學院大學名誉教授や平林勝政同名誉教授などを中心として1980年代半ばに発足し、今日まで30年以上にわたり、100回以上の研究会を重ね、現在は横山謙一國學院大學法学部教授が幹事を務めています。研究会は、少年法、医事法、民法、刑法、憲法、社会保障法、社会福祉、政治理論、法哲学その他の研究者によって、パターナリズムについて学際的な研究報告、議論が為されてきました。私も含め、國學院大學法学部の教員以外の様々な大学の先生方の報告と議論が繰り広げられてきています。私は、この25年間会員であり、10回以上の研究発表や海外の文献紹介等の報告をさせて頂きました。

研究会の成果の一部は、國學院大學の法学部の紀要を中心に掲載された諸論文やパターナリズムに関する外国文献の翻訳や紹介、ゆみる出版より1997年に刊行された研究会の当時の主要メンバーによる『現代社会とパターナリズム』などの著書があります。

過去のパターナリズム研究会

以下はこれまでの研究会開催記録であります。一部抜けている期間については、記録を確認して追記させて頂きます。

パターナリズム文献リスト