過去のパターナリズム研究会(1991年度~2000年度)
1991(平成3)年度
第55回(1991(平成3)年度 第1回)
1991年5月31日(金)午後1時30分〜午後5時 國學院大學本館第2会議室
- 報告1 文献紹介:内田貴『契約の再生』(弘文堂、1990年) 難波譲治
- 報告2 文献紹介:T. Eckoff, Punishment 服部高宏
第56回(1991(平成3)年度 第2回)
1991年6月21日(金) 國學院大學本館第2会議室
- 報告1 「骨髄バンク」の進捗状況とその問題点 平林勝政
- 報告2 文献紹介:馬場健一『社会の自律領域と法—学校教育と法の関わりを素材に–(1)(2・完)』(法学論叢127巻5号・128巻3号、1990年) 中野正剛
第57回(1991(平成3)年度 第3回)
1991年7月25日(木)〜26日(金) 横浜海員会館(エスカル横浜)
- テーマ いじめ訴訟
- 報告 いじめ訴訟の諸問題 澤登俊雄
- コメンテーター 難波譲治・世取山洋介
第58回(1991(平成3)年度 第4回)
1991年10月25日(金)午前11時〜午後3時 國學院大學本館会議室
- 報告1 文献紹介:竹中勲『生命に対する権利と憲法上の自己決定権』 花岡明正
- 報告2 文献紹介:山内友三郎『相手の立場に立つ—ヘアの道徳哲学—』 服部高宏
第59回(1991(平成3)年度 第5回)
1991年11月11日(月)午前11時〜午後12時30分 國學院大學常磐松2号館
第2会議室
- 報告 ハイエクの自由主義擁護論の限界 David Askew
第60回(1991(平成3)年度 第6回)
國學院大學本館第2会議室
- 報告 文献紹介:山岸俊男『法と感情—社会心理学的視点』 中野正剛
第61回(1991(平成3)年度 第7回)
1992年3月22日(日)午後1時〜午後9時 池袋ホテルテアトル会議室
- テーマ 脳死臨調最終答申をめぐって
- 報告1 脳死臨調最終答申について 新倉修
- 報告2 紹介:梅原猛編『「脳死」と臓器移植』 平林勝政
- 報告3 脳死は人の死か?—脳死臨調の少数意見の検討— 栗田義彦
- 報告4 「社会的合意」の憲法論—「脳死」をめぐる「社会的合意」の有無を誰が、どうやって決めるべきか— 梅村勝慶
- 報告5 脳死・臓器移植と神道の立場 安蘇谷正彦
1992(平成4)年度
第62回(1992(平成4)年度 第1回)
1992年4月24日(金)午前11時〜午後1時 國學院大學本館第2会議室
- 報告 有害図書規制をめぐって 佐々木光明
第63回(1992(平成4)年度 第2回)
1992年5月28日(金)午前10時〜午後12時 國學院大學本館第2会議室
- 報告 文献紹介:David Roberts, Paternalism in Early Victorian England (Rutigers University Press, 1979) 武藤郁人
第64回(1992(平成4)年度 第3回)
1992年6月19日(金)午後2時〜午後4時 國學院大學本館第2会議室
- 報告 犯罪被害者と刑事訴追—ドイツ私訴手続を素材として— 上田信太郎
第65回(1992(平成4)年度 第4回)
1992年7月26日(日)午後1時〜午後7時 品川プリンスホテル会議室
- テーマ 暴力団対策法をめぐって
- 報告者 枝根茂・福田雅章
第66回(1992(平成4)年度 第5回)
1992年10月30日(金)午後1時〜午後3時 國學院大學渋谷校舎本館第2会議室
- 報告 少年に対する死刑 山口直也
第67回(1992(平成4)年度 第6回)
1992年11月27日(金)午後2時〜午後4時 國學院大學渋谷校舎本館第2会議室
- 報告 現代日本の社会構造と女性犯罪 岡田久美子
第68回(1992(平成4)年度 第7回)
1992年12月21日(月)午後3時〜午後5時 國學院大學本館第2会議室
- 報告 セクシャル・ハラスメントについて—フランスの場合を中心に— 上野芳久
第69回(1992(平成4)年度 第8回)
1993年2月23日(火)午後1時〜午後3時 國學院大學法学部共同研究室
- 報告 1986年英国児童法について 許末恵
第70回(1992(平成4)年度 第9回)
1993年3月24日(水)午後2時〜午後5時30分 國學院大學本館第2会議室
- 報告 自殺関与罪について 秋葉悦子
- 意見交換 「総合講座」計画について
1993(平成5年)年度
第71回(1993(平成5)年度 第1回)
1993年4月16日(金)午後2時〜午後5時 國學院大學法学部共同研究室
- 報告 精神障害者に対する医療拒否について—宮崎県における人工透析拒否事件の報告— 高橋涼子
- 意見交換 「総合講座」計画について
第72回(1993(平成5)年度 第2回)
1993年5月15日(土)午後2時〜午後4時 國學院大學本館第2会議室
- 報告 わが国におけるインフォームドコンセントについての法状況—裁判例の分析を通して— 平林勝政
第73回(1993(平成5)年度 第3回)
1993年7月19日(月)午後2時〜午後4時 國學院大學本館第2会議室
- 議論 平成6年度法学部総合講座「法とパターナリズム」について
- 話題提供者 服部高宏
第74回(1993(平成5)年度 第4回)
1993年9月7日(火)〜8日(水) 大佛次郎記念館新館1階会議室
- 報告1 医療におけるパターナリズム 平林勝政
- 報告2 規制行政におけるパターナリズム 枝根茂
- 報告3 家族法とパターナリズム—家族と法— 許末恵
- 報告4 刑事法におけるパターナリズム 澤登俊雄
- 報告5 リベラリズムや共同体主義との関係におけるパターナリズム 服部高宏
- 報告6 近・現代フランス政治権力の新たな展開—ピエール・ロザンヴァロン著『フランスの政府権力』を中心に— 横山謙一
- 報告7 日本の医療とパターナリズム 高橋涼子
- 報告8 表現の自由とパターナリズム 植村勝慶
- 報告9 労使関係への国家介入とパターナリズム 武井寛
- 平成6年度法学部総合講座「現代国家とパターナリズム」のための準備
第75回(1993(平成5)年度 第5回)
1993年12月13日(月)午後3時30分〜午後5時30分 國學院大學本館第2会議室
- 検討事項 平成6年度法学部総合講座「現代国家とパターナリズム」について 武藤郁人
第76回(1993(平成5)年度 第6回)
1994年1月28日(金)午後2時30分〜午後4時30分 國學院大學常磐松3号館共同研究室
- 報告 interventionとパターナリズム 古城桂子
第77回(1993(平成5)年度 第7回)
1994年3月18日(金)午後2時〜午後5時30分 國學院大學常磐松2号館第2会議室
- 報告1 パターナリズムの特質—A・E・ブキャナンのメディカル・パターナリズムを手掛かりに— 瀬戸山晃一
- 報告2 パターナリズムの種類 花岡明正
1994(平成6)年度
第78回(1994(平成6)年度秋季合宿)
1994年9月5日(月)〜6日(火) ペンション真鶴
- テーマ 「総合講座:現代社会とパターナリズム」、前期の反省と今後の展望
- 報告1 前期「講座」の総括と反省点について 平林勝政
- 報告2 後期「講座」の方向性と展望について 澤登俊雄
- 報告3 わたくしが講義した「総合講座」の問題意識と反省点について 花岡明正・福田雅章・武藤郁人
- 報告4 後期に講義予定の「総合講座」の内容と問題意識について 横山謙一・枝根茂
第79回(1994(平成6)年度春季研究会)
1995年3月8日(水) 國學院大學院友会館小会議室
1995年3月9日(木) 國學院大學渋谷キャンパス本館第2会議室
- 報告1 1994年度「総合講座:パターナリズム」の総括と反省点について 澤登俊雄
- 報告2 1995年度「総合講座:パターナリズム」の方向性と展望について 古城誠
- 報告3 現代法におけるパターナリズムの意義と位置づけ 花岡明正・横山謙一
1995(平成7)年度
第80回(1995(平成7)年度春季研究会)
1995年5月31日(水)午後2時〜午後5時 國學院大學本館第2会議室
- 報告 近代と監視—ウェーバー、フーコー、ギデンズからパターナリズムを考える— 畠山弘文
第81回(1995(平成7)年度春季合宿)
1996年3月25日(月)〜26日(火) ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
- 報告1 少年法とパターナリズム:最近の動向 澤登俊雄
- 報告2 1995年度「総合講座:パターナリズム」を集約し、著書にまとめる構想について 澤登俊雄
- 報告3 最近の英米におけるパターナリズム概念の理論的動向 花岡明正
- 報告4 在宅医療の現場から 内田健夫
- 報告5 1995年度「総合講座:パターナリズム」の総括と反省点について 横山謙一
1996(平成8)年度
第82回(1996(平成8)年度秋季研究会)
1996年9月13日(金) 國學院大學院友会館
- 報告1 生徒の人権から考える憲法とパターナリズム 田中暁
- 報告2 アメリカ合衆国における妊娠中絶の権利とフェミニスト法学 小竹聡
- 報告3 紹介:John Kultgen, Autonomy and Intervention: Parentalism in the Caring Life (1995) Oxford U.P. 瀬戸山晃一
第83回(1996(平成8)年度春季合宿)
1997年3月31日(月)午後1時〜4月1日(火)午前11時 山家荘
- 報告1 ジョン・ミラーにおける人類学的国家起源論の形成 永山了平
- 報告2 紹介:John Kultgen, AUTONOMY and INTERVENTION: Parentalism in the Caring Life (1995) Oxford U.P. (つづき) 瀬戸山晃一
- 報告3 当事者運動とアドボカシー制度 高橋涼子
- 報告4 遺伝情報をめぐる自己決定とパターナリズム 斎藤有紀子
1997(平成9)年度
第84回(1997(平成9)年度 第1回)
1997年7月12日(土)午後3時〜午後6時 國學院大學本館第2会議室
- 報告1 パターナリズム・自立生活・アドボカシー 秋元美世
- 報告2 「基本的人権」とパターナリズム 花岡明正
第85回(1997(平成9)年度 第2回)
1997年9月8日(月)午後2時〜午後6時 國學院大學本館第2会議室
- 書評 澤登俊雄編者『現代社会とパターナリズム』
- 第1章 パターナリズムとはなにか 中條晋一郎
- 第2章 性表現が規制される理由 河野功一
- 第3章 子ども・家族・パターナリズム 鈴木一義
- 第4章 犯罪・飛行対策とパターナリズム 崔鐘植
- 第6章 パターナリズムの正当化基準 中野正剛
第86回(1997(平成9)年度 第3回)
1997年12月20日(土)午後3時〜午後6時 國學院大學本館第2会議室
- 報告1 現代法におけるパターナリズム概念の変遷と法理論的含意 瀬戸山晃一
- 報告2 社会復帰理論の理論的根拠と実務への適用 澤登俊雄
第87回(1997(平成9)年度春季合宿)
1998年3月30日午後2時〜31日午前10時 眺望山荘
- 報告1 男女平等の動向・男女平等とパターナリズム 植野妙実子
- 報告2 看護は専門職として患者の権利擁護を担うことができるか—H・クーゼの看護論を手がかりとして— 石本傳江
- 報告3 法と生命倫理—最近のドイツの話題を中心に— 服部高宏
- 報告4 今年度(1997年度)のパターナリズム研究会の議論から 花岡明正
1998(平成10)年度
第88回(1998(平成10)年度 第1回)
1998年8月31日(月)午後4時〜午後6時 國學院大學本館第18演習室
- 報告 子どもの自己決定権と保護 花岡明正
第89回(1998(平成10)年度 第2回)
1998年12月22日(火)午後3時 國學院大學たまプラーザキャンパス第5会議室
- 報告 乳房温存療法の選択に関する裁判例の紹介を通して、患者の自己決定権と医師の説明義務を考える 平林勝政
第90回(1998(平成10)年度春季合宿)
1999年3月29日(月)午後2時〜30日(火)午後12時 ホテルモリノ新百合ヶ丘
- 報告1 最近の少年法改正作業の特徴と保護主義の将来について 澤登俊雄
- 報告2 児童買春・ポルノ禁止法案の検討 上野芳久
- 報告3 出生前検査とパターナリズム:判例と厚生省専門委員会見解案から 斎藤有紀子
- 報告4 紹介:Lawrence Mead編者『The New Paternalism』より第1章「The Rise of Paternalism」 横山謙一
1999(平成11)年度
第91回(1999(平成11)年度春季合宿)
2000年3月26日(日)午後1時30分〜27日(月)午後12時 ホテルモリノ新百合ヶ丘
- 報告1 最近の判例から見るアメリカの学校問題 田中暁
- 報告2 最近の修復的司法論について 澤登俊雄
報告3 人間形成の《現代》的ディレンマ:動員史観的解釈……グローバル化は近代の否定か、それとも究極の近代か 畠山弘文 - 報告4 韓国の少年司法体系とパターナリズム 崔鐘植
- 報告5 ジョン・ミラーと啓蒙の女性論 永山了平
2000(平成12)年度
第92回(2000(平成12)年度秋季研究会)
2000年9月11日(月)午後3時〜午後6時 國學院大學渋谷キャンパス本館第2会議室
- 報告1 児童虐待の状況2000年 上野芳久
- 報告2 Southern paternalism and the American Welfare State, Economics, Politics, and Institutions in the South 1865-1965 Lee J. Alston & Joseph P. Ferrie. Cambridge UP 1999の書評 横山謙一